この記事でわかること
副業「予備自衛官」を選んだ理由は「体を鍛えながら、お金をもらえる」から
静岡県在住の30歳男性で、普段は製造業をやっています。
私がやっている副業は「予備自衛官」です。
予備自衛官というものは、非常勤の防衛職員又自衛隊員になることをいいます。
この予備自衛官になる為には、元々自衛官をやっていた人間か予備自衛官補の教育訓練を終了した人間しかなることができない職業になります。
予備自衛官になれば、年間に5日の訓練に参加するだけで、総支給で9万円ほど国から支払われます。
そのうえ、一般世間の認識として、自衛官は「国への奉仕」という認識が強く、会社に「給料が少ないので副業したいです。」
と申し出るより、遥かに報告しやすい分類になるかと思われます。
(本来、副業というのは、会社に隠して行うモノですが)
ただ、先ほど書いた通り、予備自衛官になる為には、元々自衛官又は防衛職員であるか、予備自衛官補の教育訓練を終了した人間しかなることができないので、他のアルバイトに比べるとハードルは、かなり高いと思います。
予備自衛官の仕事は、主に「防衛出動又は災害時の時に、各地方協力本部から出動命令が来た場合のみ、指定された駐屯地に出動し
そこの警備業務を行う」というものです。
簡単に言うと「何かしらの理由で自衛隊の基地から人がいなくなると困るから、君たち守ってね」ということです。
普段の5日の訓練は、その為の警備訓練と体力作り等、訓練教育隊というところがスケジュールを決めてくれます。
予備知識として、この予備自衛官制度というものは、1954年に陸上自衛隊から始まり
それを元に、海上自衛隊、航空自衛隊と順番に発足していったんですが、問題となる緊急出動命令というものは東日本大地震の時1回だけです。
ただし、私たちはあくまでも、仕事があり、自衛官がメインではないのです。
そこは拒否権もあるのではないかなと思います。
(私は実際呼ばれたことがないので、その辺は詳しくわからないです。)
ちなみに私が予備自衛官をやろうと思ったきっかけは、体を鍛えながら、お金をもらえるのではあれば、これだけおいしい仕事はないと思い
勉強して、予備自衛官になることができました。
副業「予備自衛官」を始めるのに必要な道具、費用、知識、技術は?
予備自衛官になる為には、上記に書いた通り、自衛隊に入隊して一年以上勤務するか、予備自衛官補訓練という教育制度を終了するかの2択です。
自衛官になる為には、年齢資格を満たした人が(18歳以上~27歳未満)の地方協力本部に連絡をし、年間1回ある筆記試験、面接、適正検査と健康診断に合格すれば自衛官になることができます。
予備自衛官補になる為には、年齢資格を満たした人が(18歳以上~34歳未満)地方協力本部に連絡をし、年間2回あるうちのどちからで筆記試験、面接、適性検査と健康診断に合格すれば予備自衛官補になることができます。
ちなみに、予備自衛官補には、一般枠というものと技能枠(医者とか看護師等の国が指定する特殊技能を示します)というものが存在し、そこで履修時間が変わります。
予備自衛官補の教育訓練というものは、一般枠だと3年間に50日で合計履修時間400時間。技能枠だと2年間で10日間で合計履修時間が80時間となります。
それぞれの履修時間で自衛官としての教養を習得する事になります。
自衛官の方は、前期教育3か月で自衛官としての教養を叩き込まれ、適性検査で各々あった適性のある職業に振り分けられ、後期教育で技能教育を受けて、自衛官としての道を歩むことになります。
副業「予備自衛官」での収入金額は9万円、始めて良かった事は?
1つ目は、年間収入が9万円と少しですが、増えることです。
製造業を始めとする、工場関係の仕事というのは、その年の製造成績によってボーナスが上下をし、最悪、もらえません。
その赤字になったところに、私の家では9万円を補填し、赤字が上手く年間に補うことができると
その端数を私のお小遣いとしてもらえる制度になっているので、少しでも給料以外で稼ぐ手段があると
私のような低収入の家にとっては、心強いと思います。
2つ目は、日ごろのストレス解消になります。
工場の製造作業というのは、ライン作業から1つづつの手作業だったり、やることが職種によって
微妙に違いますが、慣れてくるとルーチンワークの繰り返しの毎日です。
そういったストレスを解消してくれるのが予備自衛官です。
訓練参加時には、外出制限があり、駐屯地の外に出ることができなくなります。
(主婦やどうしても家に帰らないといけない理由がある人は別)
そういった非日常空間で、体を動かして、ストレス発散をしながら、体の健康に気遣うことができます。
3つ目は、違う職種の人と交流を持つことができます。
訓練終了の4日目の夜は、だいたい宴会です。
20歳前後~60歳くらいまでの男女が集まり、皆で教官にお礼を伝えつつ、苦労を労い合います。
基本的に皆さん、知らない人と話すのが慣れているのかお酒を飲みながら結構盛り上がります。
その時間が私はとても好きです。
副業「予備自衛官」で失敗した事・これから始める人への注意点は?
予備自衛官を始めるためには、上記に書いた通り遥かにハードルは、高いと思います。
勉強がわからない人は、一から国語、英語、数学あたりを勉強しないといけないし
体が弱い人は、自衛隊の教育についていく為に、体をある程度(学校の運動部程度)鍛えないと行けません。
(最低でも3000mを走れる体力、腕立て30回、腹筋50回くらいあれば、苦労はしません)
予備自衛官補になりたての時は、迷彩Tシャツだったり、自衛官に合う服や日用品(持ち歩きが便利な物)を買うために
(どれくらいお金をかけるかにもよるが平均で2~4万くらい)多くの物を買う必要があるというのだけは覚悟したほうが良いかと思われます。
後、今日初めて会った人と1部屋6~8人くらいを基準に共同生活する為、清潔感だったり、集団行動が苦手な人には向いていないかもしれません。
私が最初に怖かったことは、お金であったり貴重品の盗難でした。
1人1つ貴重品を入れるロッカーを借りることができるので、行く際は必ず南京錠を持っていくことをお勧めします。
まあ、それぞれ理由は違えど、自衛官を目指した人の集団なのか、今まで私が盗難騒ぎというのは、今のところ一度もありません。
ただ、私たちを教育する教官自衛官の話では「少なからず盗難はあるので、一人一人が気を付けてほしい」とおっしゃっていました。
副業「予備自衛官」を始める初心者さんに「オススメな探し方」や「続け方のコツ」「税金面(確定申告など)」をアドバイス
私の書いた情報を元に、もし「予備自衛官をやってみたい」と思った方がいて、何かアトバイスをするならば
まずは、確定申告のやり方をよく見といたほうがいいです。
やり方的には税務署のHPで記入例見ながら、数字を入力するだけなんですが、問題は家にプリンターがない方です。
私は、家にプリンターがない為、スマートフォンを使いインターネット回線でプリンターができるコンビニを探すことに非常に苦労しました。
(私が、直前まで市役所でやるつもりでいたので、下調べしなかったのが悪いのです)
確定申告の仕方、プリンターがない場合の印刷手段の確保、この2つを抑えとけば、あとはどうにかなります。
あと「続けるコツ」に関しては、会社の人の理解が非常に重要だと思います。
(自分が会社を休む間は、自分の業務が滞る為)
自分から、予備自衛官制度の重要性とどんなことをやっているのかと、言葉をある程度選び
「国の為に頑張っています!でも迷惑かけてすみません!」
というのを伝えるように日ごろからやっていると、会社の人は
快く、訓練招集日に送り出してくれます。
最後に、色々ハードルは高いところがあったり、自衛隊という未知数の空間に不安感があると思いますが、入ってやってみたら、案外楽しいところだと私は思います。
変な話、やってみてダメならやめたら良いです。
怖い、不安だからやめようと思うより、チャレンジして自分には合わないからやめようと思った方が経験になって良いと私は思います。
チャレンジ精神というのは、自分の人生を豊かにしてくれる物の1つだと思いますので、私が書いた「予備自衛官」という職業以外にも、貴方に向いている仕事というのは、たくさんあると思います。
固定概念に縛られず、広い視野でみて、自分に合う仕事を1つやってみてはどうでしょうか
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