この記事でわかること
副業でCADを選んだ理由は「知り合いからの頼み」
44歳の会社員、女性で福岡県に住んでいます。本業の仕事は営業事務全般です。
私が現在している副業は、ふたつありまして、ひとつは繁忙期だけお手伝いするものと、日常的にするものとがあります。
繁忙期のだけのお仕事は、年末位から2月いっぱいまでお手伝いさせていただいている会計関係のお仕事ですが、期間限定のお仕事となります。
繁忙期を過ぎると、本業以外の仕事がないので夜の時間を持て余していましたが、15年前に仕事を一緒にしていた会社の方から突然お電話をいただきました。
以前は、CADを使用しての設計図、施工図を描く仕事をしておりまして、現場に長期出張で滞在し、その日に帰れればいいような仕事をしていました。
正直、普通の生活がきちんと成り立たない仕事だったと思います。休みの日は、ヘトヘトになった体を癒すため、だらだらと過ごし家の掃除をして終わりの週末でした。
結婚をきっかけにその仕事は辞めてしまいましたが、その仕事を覚えるまではCADから設計図、施工図の勉強、現場でのルール等、たくさんのことを覚えさせられ
仕事の内容的にはとても充実した仕事ではありましたが、定時に終われないというデメリットもあり、辞めた時にはホッとしていました。
そんな仕事の相談かと思うと、正直ゾッとしましたので電話があった時も本業が忙しいのでとお断りするつもりで話は一応聞くことにしました。
その方は、やはり現在でもCADの仕事を続けているらしく、とても忙しい毎日を送っているそうで少しでも時間があるなら手伝って欲しいという内容のものでした。
本業に影響がある位のボリュームでないなら請け負ってもいいと答えると、そこは守りますとのことで話が成立しました。
副業でCADを始めるのに必要な道具、費用、知識、技術は?
CADの仕事に必要なものは、データをやり取りするためにインターネット環境があること、パソコンがあること、CADのソフトが必要でした。
インターネットとパソコンは既にありましたので、残りはソフトだけでしたが、ソフトは一定期間無料でかつ購入しても安いものでしたのが、
依頼者に購入してもらいました。なので、費用は実質インターネット代だけで、それも自分の日頃の固定費なので全く問題ありませんでした。
知識は、15年前に苦労して取得したものを総動員して対応しました。
正直、CADを使用する上でのルール等をかなり忘れておりましたが、そこはとにかく調べ、仕事に取り組んでいくうちに思いだしてくるから、とても不思議な感じがしました。
技術面でも、15年も前に培ったものが蘇ってきて充分使用できましたので、最初はかなり焦りましたが、3週間もすると普通にこなせるようになりました。
仕事をするうちに、昔のとても忙しい日々にワープした感じで、当時はそれがもの凄く嫌に感じていましたが、一歩引いて仕事ができる現在では
今でもこういった仕事ができることに感謝の念すら感じたくらいでしたし、声をかけてくれたこと自体がありがたいなと思いました。
副業CADでの収入金額、始めて良かった事は?
副業CADでの収入金額ですが、忙しい時に10万から15万位になります。
最初は、時給2000円でかかった時間だけ請求していいと言われましたが、自分で時間管理するのが面倒なこと、
又図面一枚いくらとした方が、先方が私に払う金額が抑えられるのではと思い、先方に相談し、現在はその内容で続けています。
又、一つの現場が終わると次の現場があっても最初はそこまで忙しくないので、その時はオフの期間だととらえてのんびりするようにしました。
この仕事を始めて良かったことは、日常のルーチンワークをいかに時間を短縮して行うかということを良く考えるようになったことでした。
この仕事は神経をよく使うので、その他のルーチンワークに時間をかけたくないという思いがありました。
その思いは、本業の仕事や生活環境に結果いい影響を与え、
能率の良い過ごし方をするようになりました。例えば、お昼のお弁当は週末にまとめて作り、冷凍することで毎日作る必要がなくなりました。
本業の仕事も、以前より全体的に仕事量は増えたにもかかわらず、効率よくこなす癖がついたように感じます。副業のお声をかけていただいたことにとても感謝しています。
又、昔の同僚と話す機会も増えたので、楽しく過ごせています。
副業CADで失敗した事・これから始める人への注意点は?
図面を描くには、色々なルールがあり、それは事務所によってかなり違ってくるものです。
それを、忘れていまして、自分の裁量で図面を描くのを進めてしまい、提出するとこれも違う、あれも違うという事態が起こってしましました。
図面の副業をしてから初めてのことでした。それで、仕方なく全部最初からやり直しをした経験があります。
図面仕事から離れてかなりのブランクがありましたので、先方には仕方がないですよね的にフォローされましたが、あまりにも申し訳なさすぎて、やり直した分は、全部無料で引き受けました。
最初にかなり打ち合わせをしたつもりでしたが、そこまでは気付いていませんでした。実際、仕事をしているとこういったことは充分起こりうることだと思います。
ただ、どういった対処をするかで今後が変わってきますので、失敗してもきちんと誠意をつくして対応すれば大丈夫だと思います。
又、私は副業は夜と休日にすることにしておりますが、本業の仕事に影響するような仕事をするようなことにならないよう努めるべきだと思います。
そこには、無理の無い時間配分と計画性が必要になってくると思いますので、仕事を受けるときに気を付けるべきことだと思います。
副業でCADを始める初心者さんに「オススメな探し方」や「続け方のコツ」「税金面(確定申告など)」をアドバイス
副業初心者の方は、どんな副業していいか分からないと思います。
わたしのように、昔おつきあいのあった方からお話をいただけるのが一番ベストだと思いますが、
そうばかりとも限りません。知り合いの方にあたるのもいいですが、思い切って、クラウド系を駆使して副業を探すのもありだと思います。
その際は、どの仕事をしても初めての仕事になりますので、中々決まらないかもしれません。ですので、プロフィールを充実させるべきだと思います。
初めてであることはアピールせず、今まで自分がしてきた仕事の棚卸も兼ねて、さまざまな仕事の内容を掲載しておけば、なんでもできるんだなという印象を読んだ相手に感じてもらえるのでいいと思います。
そして、自分でもこんなこともしていたんだと再度自分の仕事と向き合うことで見えてくるものもあると思います。
又、クラウドで登録する時に、カテゴリーを選択していく時があると思うのですが、自分の経験した仕事とよっぽどかけ離れていない限り、なるべくたくさんのものを選択しておくほうが良いように感じます。
いずれにせよ、仕事も人と人との繋がりで縁だと思いますので、大切にゆっくりと育んでいくしかないのかなと思います。
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