この記事でわかること
終活を始めたキッカケいつから(何歳から)開始したか?何からはじめるべき?
年齢は31歳、職業はクラウドワーカーで、住んでいるのは大阪府、私が現在行っている終活は以下になります。
・エンディングノートへの記載
・遺言書の準備
・遺書を書く
・遺影の撮影
・財産(遺品)整理
・保険のこと
エンディングノートのことは、30歳に終活を始めようと思ったときに知りました。
遺言書とは違って、このノートには終活についてを書き込みます。
色んな種類があるのですがどれを買えばいいかわからず、とりあえずamazonで見つけたコクヨのエンディングノートを買って書き始めました。
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コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101 新品価格 |
(公式サイト:http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/life-event/ending/)
もしもの時に役立つノートという名前で、色々と書く項目があり、それを埋めるだけでいいので終活初心者にはとても楽ちんです。
自分の基本情報や預貯金のことなど、終活についての項目があるのでそれをできる限り詳しく埋めました。
このノートで自分の葬儀の方法だったりお墓のことを伝えられます。
私の実家は決まったお寺もお墓もないので、葬儀はなしで仏壇もなし、大阪の一心寺への納骨にしました。
そして次にしたのは遺言書を準備すること、これはネットで調べて、まず直筆証書遺言を書きました。
財産はない、というか残さないつもりなので、秘密証書遺言は作成していません。
でも財産があって絶対に誤った遺言書を残したくないと言う人は、秘密証書遺言で用意することをおすすめします。
次は遺書を書きました。
エンディングノートを遺書代わりにしてもいいのですが、事件性を疑われると厄介なので一応用意したのです。
そして遺影を写真店で撮影、写真はデータ化してPCに保存しました。
財産は土地も家も車も何もないので、お金に関しては死ぬまでに使い切るつもりです。
遺品整理として要らない物を全て処分しました。
保険に関してですが、私は生命保険などには入っていません。
国民健康保険なのでこのことに関してもエンディングノートに記載してあります。
遺言書・遺影の撮影・保険・財産(遺品)整理・エンディングノートにかかるお金はいくら?その手続き方法(準備内容)
終活をするにあたってかかった金額ですが、今のところは合計で1万6千円です。
まずエンディングノートが1500円くらいでした。
普通の無地のノートとは違って、1ページごとに書く項目があるのでその分価格も高くなっているんです。
とにかくあまりお金をかけたくないという人は、エンディングノートはネットでフリーデータをDLして作成することをおすすめします。
そして遺言書、これもコクヨの遺言書キットを買ってそれを使いました。
遺言書虎の巻というブックレット付きで、とてもわかりやすいのです。
ネットで調べつつこのキットに書いたのですが、これは3000円くらいでした。
遺書は普通の便箋に書きました、これは適当なお店で買った便箋と封筒なので、大体500円くらいです。
一番お金がかかったのは遺影だったと思います。
写真店へ行ってまずは普通に上半身のみの撮影(証明写真撮影)をして、それを外注で服の部分を喪服にデジタル加工してもらったのです。
パレットプラザという写真店で証明写真撮影が2000円くらい、遺影への加工が9000円でした。
遺影への加工は既存の写真からもできるので、遺影に相応しいプリント写真かデータがあればもっと安くできると思います。
2万で終活ができたのは、お墓も買ってなければ仏壇も用意していないからだと思います。
葬儀に関してですが、式はなしで火葬だけなので費用は20万を別で用意しています。
ネットで調べて、小さなお葬式(http://www.osohshiki.jp/plan/kasousiki/price/)が一番良さそうだったのでこちらに決めました。
納棺されたらすぐに火葬というシンプルなコースで、これならあんまりお金がかかりません。
葬儀代も足すと、合計でおよそ22万ということになります。
あまりお金をかけて盛大に準備する気もなかったですし、終活にそもそもそこまでお金をかける余裕もないのでこのような感じになりました。
お墓や仏壇を用意したり、ペットを飼っているならそのペットの準備もするとなると、50万100万単位でかかると思います。
終活で困ったことは「周りの人の理解を得られなかったこと」
終活を始めてみて一番大変だったのは、周りの人の理解を得られなかったことでした。
まずは両親(父65歳、母55歳)に「終活を始めたから、もしも私が先に死んだらそのときはこれ(エンディングノート)を見て」と伝えたんです。
そこに遺書の場所だったりなど色んなことを書いてあるので、わかりやすいと思いました。
でも両親には「終活?どうしてそんなことを?精神的に辛いの?」とすごく心配されてしまったんです。
別に終活をしたからって今すぐ命を絶つわけじゃないと説明しても、「そんなことはしないほうがいい」としか言いません。
私の場合の終活は「もしかしたら明日死んでいるかもしれないから、一応、念の為やっておく」終活なので、全然ネガティブではないのです。
でも両親からすると終活という言葉に馴染みがないせいか、すごく止められてしまいました。
それから遺影写真を用意するときも、写真店の方に「え?ご自身の遺影ですか?」と言われたんです。
遺影といえばお年を召した方というイメージが強いせいか、なんだか店員さんの態度にイライラしてしまいました。
一応用意はできたのですが、これなら自分で喪服を着て、自撮りした方が良かったです。
ちゃんとしたものを用意できましたが、気持ちは落ち込みました。
終活はまだまだ根付いていないようで、これをネガティブに捉えてしまう人が意外といることにびっくりしました。
ネットでは「周りの理解を得られた」とかポジティブな言葉を聞いていたので、ちょっとがっかりもしたんです。
これがお墓も仏壇も用意しておくと決めた人だともっと大変だと思います。
終活について理解がない業者だと、「自分のお墓を自分で用意するなんて…」とか「自分の仏壇を生きているうちから予約するなんて」とマイナスのイメージで捉えるでしょう。
もっと終活がメジャーになって、終活の本質をわかる人が増えてくれたらいいのになと、終活をしながら強く思いました。
31歳から終活を始める為におすすめの本や講座、勉強方法、スムーズに進めるコツ
終活を始めようとしている人に言いたいのは、お金の管理だけは必ずしっかりしておくことです。
例えば車あバイクを持っている人、土地や持ち家がある人で、それが自分名義になっているのなら、そこはしっかりと管理しておきましょう。
エンディングノートだけではなく遺言書にも、誰に何を譲るのか、それとも処分するのかということは記載を忘れないようにしてください。
とくに金銭に関しては、シビアに記録しておきましょう。
自分が亡くなったあとで金銭面で親戚同士が揉めるなんて嫌ですよね。
もしも財産整理についてわからないことがあるなら、弁護士などに相談するべきです。
それから終活をスムーズに進めるためには、ネットなどでの情報収集がおすすめです。
例えば終活に関してだと、終活の教科書(迷惑をかけない死に方・終わり方の準備)がいいでしょう。
私もこれを読んだのですが、遺産のことなどわかりやすく書いてありました。
そして周りの人、とくにご両親がご存命ならば、よく説明しておくことが重要です。
何も言わずにいきなり自分のお墓や仏壇の準備を始める子供を見たら、親は混乱するでしょう。
終活は決してネガティブなものではなくて、ポジティブなことである、ということを説明してください。
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