エンディングノート・生前贈与を終活として72歳から始めた母の体験談~かかるお金、失敗しない準備

エンディングノートを始めたキッカケいつから(何歳から)開始したか?何からはじめるべき?

75歳で亡くなった母が、72歳の時に本格的に終活を始めました。

母は父が亡くなってから年金暮らしの専業主婦で、茨城県に居住し、私と二人暮らしをしていました。

 

きっかけは、母が膵臓癌と診断されたことです。

すでに手術は行えなくなっており、抗がん剤が効かない場合はもって数ヶ月だろう、と診断されました。

抗がん剤治療を行いながら、エンディングノートへの詳細の記載から終活を始めました。

・亡くなった時に連絡する、親戚、友人、お寺や町内会の方などの連絡先の記載
・現在加入している保険会社、銀行口座、口座の自動引き落とし情報などの情報を記述
・遺言の作成
・介護保険への申請
・親戚への病状、亡くなった時のための情報共有
・土地柄でやらなくてはならない祭儀などの伝達

そして持っている不動産の整理と、生前贈与を行いました。

知人に一部の山林地の売却を依頼し、法務局で登記簿を取得、売買契約を結び、
行政書士事務所に依頼して、残りの土地の名義を母およびご先祖の名義から私の名義へと書き換えました。

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お墓については先祖代々のものがあるのですが、地域柄十数年前まで土葬が主流という特殊な土地でしたので、
父が亡くなった10年ほど前に、母の終活の一環を兼ねて全面的に墓を改築しています。

また、父が亡くなった際、母は自分の葬儀の際に役立つようにと、葬儀社の割引プランに入っています。

また、癌になる前に、100万円までの葬祭料金が出るという保険にも加入しておりました。これも終活の一環だった模様です。

エンディングノートにかかるお金はいくら?その他の手続き方法(準備内容・生前相続・お墓)

エンディングノートを購入(1200円ほど)。

地域柄、葬儀は町内会の組合の皆さんの力を借りることになりますので、その方々のお名前と連絡先の記載。
地域内の親戚の連絡先の記載。
母方の親族、父方の親族の連絡先の記載と、母方の親族への事情説明。(直接伺ったため、交通費で2000~3000円ほどかかりました)

 

癌だとわかった時点で降りる保険がありましたので、保険会社に連絡。

この際、保険証券や加入保険会社についての情報を集め、一箇所にまとめています。

申請に何が必要か、どこに連絡すればいいのかをエンディングノートにまとめました。
銀行口座についても、どこに口座があるかをまとめ、自動引き落としについての情報を記入してもらいました。

 

また、生前相続を行うに際して、まず母名義の土地の整理を行いました。
知人をあたり、事情を説明して土地を購入してもらえる相手を探してもらいました。

一部の土地については買い手が見つかったため、売買契約を行いました。

必要書類は
登記事項証明書、住民票、固定資産税通知書、印鑑証明書、実印、売買契約書、引渡し証など。

住民票、印鑑証明書などの必要書類は自分で取得し、費用を払いましたが、

実際の書類作成は行政書士の方にほぼ依頼し、土地売買料金の2割ほどを払っております。(25万円前後です)

 

その後、同じ行政書士の方に依頼して土地の名義変更を行うことにしました。

母だけでなく父や、その前のご先祖様の名義の土地があり、相続に関連する方すべてと連絡を取ることになりました。

まず戸籍謄本を取得し、親族関係を把握することから始まりました。

行政書士の方がそれぞれの方の現在の連絡先を調べ、連絡をとってくださり、
名義変更に関しての意思を確認してくださって、書類を取得してくれました。

一方で相続人において分割協議書を作成。

すべての対応で、行政書士の方に30万円程をお支払いしました。
(自分でとった書類の分の支払いは別途かかっています)

癌と診断される前に建てたお墓ですが、以下の流れ、内容で改築を行っています。

石材屋さんへの改築の依頼。
骨壷を収められる形に地下を彫ってもらう。
外柵で周囲を囲む。
以前のお墓の墓石を利用し、安定して据えられるように変更。
花立て、香炉、塔婆立て、灯篭の設置。
墓誌の設置と名入れ。
お寺への開眼供養の依頼。

総額で200万円ほどの費用で設置を行いました。

地震の際のアフターサービス等も行ってくださる石材屋さんを選んだところ、
結果的に東日本大震災の際に大変助かりましたので、選択の際に一考に入れると良いかと思います。

 

入っていた葬儀社の割引プランは月1000円程、10万円までの積み立てで、葬祭料金から10%の割引を受けられるものです。

終活で困ったことは「土地の特定や相続人を追うこと」「連絡方法のローカルルール」

まず、既に書いている部分とも重複しますが、生前贈与を行った際に土地の特定や相続人を追うのが非常に大変でした。

母は再婚であり、初婚の際の子供が養子に行っていた上、養子先の方が早くに亡くなっており、連絡がつかない状態であったこと、
4代前のご先祖のままの名義の土地がいまだに残っており、兄弟が多かったため連絡先が膨大になってしまったことが主たる理由です。

 

私たちでは取れない遠方の戸籍謄本を取得したり、実際に相続人に連絡を取っていただいたり、
不足がないかを読み解くのは行政書士さんにお任せしましたが、

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4代前のご先祖までの戸籍謄本を取得し、関連する親族をひとりひとり洗い出し、

昔から持っている小さな実際にはほぼ価値のない土地を登記簿から探し、法務局でどこがその場所かを地図を見て確認し、
登記書類を取得してそろえるのは非常に骨が折れる作業でした。

母も病床でなかなか動けない状態だったのですが、いろいろと書類を見て悩んでくれていました。

 

また、家や車など、細かいものの名義変更が漏れており、終わっても終わってもまだこれがある、という状態でしたので、
なかなか相続が終わらないのも悩みの種でした。

 

土地の売却に際してもトラブルがあり、実際は相続権利のない父方の叔母に、義理を通す意味でいくらか包もうと挨拶に行ったところ、
従兄弟が遺産を分けろとねじ込んでくるなどの事件もありました。

当初の予定通りいくらか包むことで決着しましたが、お金の絡むことは人を豹変させる可能性もあるのだな、と実感しました。

 

また、母が亡くなった後のことですが、亡くなった時の連絡先は書いてあったのですが、連絡方法などは記載されていなかったため、
町内の親戚を通して町内会の組合に連絡してもらうことが筋などというローカルルールがあることを知らず、
町内会に顰蹙をかってしまった模様です…。

また親戚の連絡先はわかっても家の場所がわからない、住所がわからないなども一部ありましたので、
葬儀の際の連絡については、流れに沿って、地方ならではの風習がある場合はそのことも記載しておいてもらうべきだと痛感しました。

 

72歳から終活を始める為におすすめの本や講座、勉強方法、スムーズに進めるコツ

まず、エンディングノートを購入することは第一にオススメします。

母が使用していたのはコクヨS&TのLIVING&ENDINGというノートで、
基本情報や親族、友人、パソコンや携帯などの情報、保険、年金、遺言状についてなど
一通りすべてを網羅しています。

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感想(4件)

年を取った方でも、若い方でも情報を集積しておくノートとして役に立つように思います。

 

それと介護保険についてですが、体が弱ってきたな…と思ったら主治医の方に相談し、
オススメされた場合は早めに申請しておくと良いです。

元気なときに認定を受けると、介護認定が低く出てしまうケースが多いためタイミングが難しいのですが、
いざとなった時は1ヶ月程度で区分変更申請が行えますので、覚えておくと良いかと思います。

 

これは早めにケアマネージャーさんと相談できるのが、
本人にも、介護者にも精神的、物理的な負荷を軽減できるからです。

終活にむけて、いざとなった時施設に入るのか、入院するか、自宅で過ごすかの判断や計画を
プロフェッショナルの目で助言頂けるのは、判断に迷いがちな終活で非常に役立ちます。

 

介護認定に関しては主治医の先生の判断が重要になりますので、よく話をして、
ふさわしい認定結果を出して頂けるよう相談しておくのをオススメします。

 

生前贈与や不動産整理等についても、行政書士、司法書士や弁護士など、
お金はかかりますがプロの方に間に入っていただくのが最もトラブルが少ない方法です。

 

また、母の場合は病気になったことで強制的に終活にむけて動き出さなくてはならなくなりましたが、
本来は元気なときに行っておいたほうが良かったと心から思っています。

あちこちの役所をまわったり、施設、病院などの下見や選択を行ったり、連絡先を調べたり、
終活には体力、気力が予想以上に必要だからです。

何事も早めに動き出すのが、終活を行うに際して最も重要な点のひとつであると思っています。

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