この記事でわかること
日本舞踊をいつから習い始めたか?選んだ理由・目指す舞台など
37歳、主婦。娘と息子が日本舞踊を習っております。
娘が生まれ、今までにベビーマッサージに通ったり、リトミックへ通ったり。
周りのお子さんたちは体操やスイミングを習っている方が多く、我が子にも何か楽しく身につけられるないかと考えていました。
そこで、始めて見たのが日本舞踊でした。
私自身が幼児の時に短期間だけ日本舞踊のお稽古をしていたことがありますが、着物への知識や、舞踊の知識は全く残っていません。
しかし、日本人であるからこそ、日本文化を感じて学んで欲しいという気持ちが強かったので、娘が3歳0ヶ月になった時から、個人で先生にお稽古をつけてもらうようになりました。
挨拶や作法、伝統的な文化であり、様々な流派がありますからとにかく、教わって覚えることや、見て覚えることも多いです。
そして、1曲の振りを何度ものレッスンで覚えるのですが、3歳の子供の集中力はさほど長くないので、とにかく親子共に根気が必要です。
お稽古をはじめて半年後、初の舞台に立ち、1人で1曲をなんとか最後まで踊ることができ、またその半年後には大きなホールの舞台でまた新しい演目に挑戦しました。
1年で2度の舞台にたったわけですが、日々の繰り返しは間違いなく身につき、1つ1つの仕草や動きが確実に身についているのを実感できます。
今現在、娘は4歳。一緒にお稽古へ連れて行っている2歳の息子も、娘に影響され、日本舞踊をはじめました。
今年の夏には、娘と共に、初舞台を踏む予定です。
日本舞踊を習わせ始めるのに必要な道具、費用、お稽古内容
舞踊ですから、まず着物が必要です。
普段のお稽古は、手持ちの着物や、季節によっては浴衣でのお稽古が可能です。
普段のお稽古時にももちろん足袋を履きます。
お稽古の月謝は月に5000円。
発表会があると、その大きさにもよりますが、子供の参加費用で3万円~5万円が参加費用としてかかります。
それとは別に、先生方へのお礼として、一人5千円~1万円。
あとは必要に応じて菓子折をお渡しします。
発表会の前には、普段の先生のまた先生。大先生にお稽古を見ていただくので、1回5千円程必要です。
私は子供の頃に、祖母や母が誂えてくれていた着物(襦袢などを含む)や小物があるので、今の所はそれらを娘に使わせています。
しかし曲目によって着物や帯や扇、髪飾りや舞踊で必要な小物がありますので、購入したり、レンタルが必須となります。
扇は大人用より少し小さい大きさのもので約4000円
曲ごとに違う絵柄の物が必要なので、発表会毎に購入しなければいけません。
髪飾りは1000円程度。
舞踊で必要な小物は先生が用意してくださるので、上記に記した通り、お礼に含めてお渡しします。
発表会では日本髪を作っていただき、メイクと着付けをしていただくのが、子供で7千円。(髪飾りは自前で用意します。)
子供に日本舞踊を習わせ始めて感じたメリット(良かった事・広がった活動・良い変化など)
まず、お稽古の時間となり、先生へ始まりの挨拶をすると、こどもですがスイッチが入ります。
幼稚園での時間や、お友達と遊ぶ時間とは違うということがこどもでもちゃんと認識できています。
そして短時間での、集中力・記憶力がとても高まりました。
短い時間であれ、その集中力を高めなければ振りが覚えられません。
お稽古中や発表会では、大人の方々と共に舞台に立つので、挨拶をすることはもちろん、TPOに気を使うことが少しづつ身についていること。
自分一人自分勝手なことはできないと4歳の娘でも分かって行動しています。
発表会では1人で大きな舞台に立つので、小さいながらも度胸がつくのも良かったと思える1つです。
普段は幼稚園で集団生活の中過ごしていますが、1人の人として舞台に立つという感じです。
小さいうちに始めたので、緊張よりもわくわくすると言っており、意外と楽しめていて、こどものもつ潜在力を感じさせられます。
母として、日本舞踊を習わせて良かったなと思うことは、今までの自分の世界では全く未知な世界を知ることができたこと。
着物の知識がついてきたこと。目上の方々とお話をすることが多い中で、とても沢山のことを教わり、少なくとも知識が豊かになっていることです。
何より、こどもたちと一緒に一つの目標に向かって頑張れる物ができたこと。
子供に日本舞踊を習い始めて失敗した事・注意点(失敗しないコツ)
日本舞踊を子供に習わせはじめてからは
特に失敗したとは感じたことはありません。
ただ、とても周りの方々に気配りが必要な世界です。
舞台に立って踊るのは1人出会っても、それまでに先生方を始め、着付けや振りや照明や音響や、他に踊るたくさんの方々と共に一丸となる必要があります。周りからのアクションを待つのではなく、自ら気配りができた方が良いと思います。
その1つに先生方やスタッフの方々へのお礼があります。
必ずお渡しする必要はないと思いますが、言わずともそういう気遣いが必要な世界です。
物と物の物々交換ではなく、皆の気持ちで関係が成り立っています。
いかにお互いが気持ちよくできるかです。
また、何かと揃えるものも細々ありますので、ある程度出費も嵩みます。
発表会前に、使用する扇の変更があり、再度購入するということもありました。
急な出費にも嫌な顔せず対応できた方が良いと思います。
親として大変なことは、こどもの言動に粗相のないよう、普段からしつけをすること。
言葉と場所を選んで先生方とお話をすること。お稽古中や、発表会時には、こどもよりも親の方が緊張感が増し、無事に終えるまで気が抜けません。
しかしそれが、親としての自分を成長させてくれるものと信じています。
これから日本舞踊を習い始める人におすすめの講座・教室・先生・教材(本など)の選び方や続け方
とにかく、リーズナブルに体験・お稽古したい方におすすめなのは、地元で開催されている、カルチャーセンター、カルチャー教室などのクラスです。
月謝や費用なども明確に表記されていますし、中には着物を着ることなく、まずは体験のみといった参加可能なものもあると思います。
始めから気負わずに、とにかくやってみると、意外と着物を着るのが楽しくなったり、普段ではしない仕草や、知らない音楽を聞いたり、小さなお子さんでもとてもいい影響を与えてもらえると思います。
また、お稽古も、個人もあれば複数人でのグループでお稽古していただける教室もあります。一人で不安であればグループでもいいかもしれません。
着物や小物なども、レンタルしてくれる教室もあるかもしれませんし、今の時代、リサイクルショップや着物を古着の店舗もあるので、先生方に相談しながら必要な物のみリーズナブルに調達も可能です。
とにかく、親子ともに苦にならず、適度に楽しんで取り組むことが一番だととても感じでいます。
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