この記事でわかること
日商簿記検定2級資格を取得した年齢・選んだ魅力(理由)・勉強内容・取得まで流れ
年齢は24歳です。
職業は派遣社員(事務)です。
取得した資格名は「日商簿記検定2級」です。
日商簿記検定2級資格取得時の年齢は24歳です。
私は現在の職場に不満があり、転職を考えています。
元々経理の仕事に興味があり、転職後は経理の仕事がしたいと考えています。
しかし求人の多くは経理事務の経験が必要で、未経験の私では応募資格すらないことを知りました。
やっと見つけた経験不問の求人でも日商簿記2級の資格が必要であるとの記載があり、経理のお仕事をするには経験か資格が必要であると認識しました。
そこで私は転職活動を進めるために、日商簿記の資格を取得することにしました。
日商簿記は年3回行われている検定試験(筆記試験)に合格すると資格を取得することができます。
直近の試験日が約3か月後だったのでそこに照準を合わせて勉強することにしました。
日商簿記2級の分野は大きく分けて工業簿記・商業簿記の2つです。
勉強の進め方としては工業簿記・商業簿記・過去問の順番で勉強していきました。
各分野ごとの勉強時間としては
工業簿記1か月、商業簿記1.5か月、過去問0.5か月くらいでした。
工業簿記は商業簿記に比べて単純で理解しやすく、最初に勉強するのにいいと思います。
商業簿記はボリュームが多く、工業簿記に比べて複雑な部分もあるので、それを理解し定着させるのに少し時間がかかります。
工業簿記よりも学習が長期戦になるので余裕を持って勉強するとよいと思います。
最後の総仕上げが過去問をひたすら解いて問題に慣れるという作業です。
今まで勉強してきたことはあくまで基本です。
出題された問題の中でどの知識を用いて問題を解くかという思考は、様々な問題を解いていかなければ身につけることはできません。
より多くの問題に触れることで問題に対しどのようにアプローチしていけばいいのかが分かるようになっていきます。
こうして試験日までにやれるだけの学習をして当日の試験に挑みました。
無事に合格し資格を取得することができました。
必要な道具、費用(補助金)|日商簿記検定2級資格取得
日商簿記2級資格の勉強では、まずは電卓が必要です。
12桁表示できるものがよいでしょう。
様々な電卓が出ていますが、私は「カシオ・本格実務電卓12桁JS-200W-N」を使用しました。
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感想(2件) |
楽天市場で3580円で販売されていました。
メーカーによって電卓の配列が違うので、普段から電卓を使っている人はご自身が慣れている配置と似ているものを使うとよいと思います。
学習を進めるにあたり、テキストが必要になります。
私は
「スッキリわかる日商簿記2級商業簿記第9版」(1200円)
「スッキリわかる日商簿記2級工業簿記第6版」(1200円)
「合格するための過去問題集日商簿記2級(’18年2月検定対策)」(1900円)
を使用しました。
スッキリわかるシリーズは、テキストと問題集が付いているので、テキストを読んで問題を解き、自分が理解しているか都度確認しながら進められるのでとてもおすすめです。
一周終わったら、問題集だけもう一度解いてみると、案外忘れていたり、理解しきれていなかった部分が浮き彫りになり、自分の苦手分野ややり残しが分かり、知識のつぶしこみに役立ちます。
過去問題集は試験が終わるごとに最新の過去問が追加されたものが販売されるので、そちらを購入するとよいと思います。
現在日商簿記2級は試験範囲の改定を行っており、年度ごとに新しく追加されたり削除されたりする分野が出てきているので、そういった最新の情報をカバーするためにも、テキストや問題集は最新版を購入して勉強するようにしたほうがいいと思います。
日商簿記2級の受験料は4630円です。
私が合格までにかかった費用は合計12510円でした。
日商簿記検定2級資格を取得して感じたメリット
私は転職のために日商簿記2級資格を取得しようと思ったので、やはり転職活動をしている際に応募できる求人が増えたことがとても良かったです。
中には経験不問で、なおかつ資格がなくても応募できる求人もあり、そこでは取得した資格をアピールすることができ有利に転職を進めることができました。
また現在、日商簿記2級は試験範囲の改定を行っており、より実務的な業務で必要とされる知識が範囲の中に入ってきています。
そういった範囲改正があったあとに合格しているということは、より実務に生かせる知識を持っているということを企業側にアピールすることができたので、そういった点でも自分のアピールポイントになってよかったです。
資格を取得したことで自分に自信を持つことができました。
また、学習をしていくなかで、たくさん電卓を使ってきました。
そのおかげで普段の生活の中で、家計簿をつけるときなどの電卓の扱いが上手になり、以前よりもスピーディーにミスなく計算することができるようになり、資格取得の副産物として嬉しく思っています。
勉強を始めて失敗した事・注意点|日商簿記検定2級資格取得にて
日商簿記2級では分野が2つに分かれていたので、工業簿記から学習を始めました。
工業簿記が理解しやすい分野だったためテンポよく進めることができましたが、途中で年末などをはさみ、学習を1週間くらい怠ってしまいました。
1週間くらいやらなくても大丈夫だろうと甘く考えていましたが、いざ続きを始めようとすると、これなんだったかなとうろ覚えだった部分がたくさん出てきて、スムーズに学習が進まなくなりました。
結局私は、はじめの方からテキストをやり直し、学習を進めていくことになりました。
毎日少しずつでもいいので学習を続けることがとても大事だと思います。
少しでもやらないとせっかく覚えたことを忘れてしまい、また一から学習しなければならなくなります。
そうすると二度手間になり時間がかなりかかってしまうので、学習の方法としては非効率的です。
毎日30分でもいいので簿記に触れる時間を作りましょう。
商業簿記はボリュームが多く、覚えることも多かったので途中で挫折しそうになります。
ですがその日しっかり分からなくても、先に進んでいくうちにそういうことかと分かることも多いのが商業簿記です。
初めて学習する分野はすべてをしっかり理解しなくても7~8割理解した状態で先に進めていいと思います。
分かるまで悩んでいても非効率的です。
まずは全体をテンポよく進めていき、1周やり終えても理解しきれていない分野がある場合にはそこを重点的にもう一度復習しましょう。
これから日商簿記検定2級資格取得を目指す人におすすめな勉強方法(スムーズな取り方)
日商簿記2級のテキストを読むだけでは理解していると思っていても実際に問題を解こうとしたときに分からなくなってしまうことがよくあります。
なのでテキストを読んで問題を解くところまでを一つの区切りにして、学習を進めるとよいと思います。
また、前日やったことを復習せずにどんどん進めてしまうと、覚えたつもりでも忘れてしまっていることがあるので、勉強を始めるときは前日にやった範囲の問題を解くことと新しい分野を勉強することをおすすめします。
全体的な学習順序としては工業簿記をやってから商業簿記をやるのがおすすめですが、商業簿記をやっている間に工業簿記を忘れてしまうことがあります。
せっかく覚えたのに忘れてしまうと思い出すのに大変苦労するので、商業簿記をやりつつ、工業簿記の復習を怠らないということがとても大事です。
毎日復習するのは大変なので、例えば
土日などの時間がたくさんとれる日に工業簿記の問題を解きなおしてみるなどの程度で大丈夫だと思います。
私は商業簿記をやっている間、工業簿記は全くやらなかったので、いざ過去問をやってみようとしたときにどうやればいいか見当もつかないほど忘れていてとても焦りました。
そこからまたテキストを見直したり大変時間を使ってしまったので、こうならないように、コンスタントに復習を取り入れることをおすすめします。
また過去問は必ず解いた方がいいと思います。
出題傾向もなんとなくわかってきますし、ひねった問題の考え方や、テキストには補足程度に書かれていたことが問題に出てきて分からないこともあるので、そういった部分をつぶしこみ、知識に変えていくために過去問を解くことはとても重要です。
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