この記事でわかること
歯科衛生士資格を取得した年齢・選んだ魅力(理由)・勉強内容・取得まで流れ
現在の年齢は52歳です。
19歳のときに歯科衛生士の資格を取りました。
きっかけは、高校生だったころに、就職のため悩んでいたのですが、ある日、歯医者に行くことになり、そこで働いていた看護師さんのような仕事をされている人たちを見かけました。
後日、高校の先生に聞くと、それは歯科衛生士という仕事であることを教えていただきました。
その歯科衛生士さんの仕事ぶりは、きびきびしていて、やさしくて、制服もかっこよくて、断然私の憧れの職業になりました。
勉強内容は、
口の中だけでなく全身のの解剖に始まり、また、口腔内は特に詳しく解剖があり、
そのほか、
・歯科の治療の方法
・歯科材料の特性
・歯医者のアシスタントとしての役目
・患者さんの口腔ケアーに関すること
・公衆衛生にかかわる指導法
はたまた、歯科の法律に関することまで、いろいろと勉強しなければなりません。
取得までの流れは、
高校を卒業して、歯科衛生士専門学校・短期大学に通うことになります。
学校によって異なりますが、以前はい年だけの専門学校もありましたが、現在は、2から4年の学校がほとんどだと思います。
学校卒業と同時に、マークシート方式のの国家試験(学校で勉強したものだけで、しっかり勉強しておけばそんなに難しい試験ではありません。勉強してないと落ちる人たちも必ずいます。)を受けて(学校ではたくさんの実習がありますが、実技の試験はありません。)、合格すれば晴れて歯科衛生士として働くことができます。
必要な道具、費用(補助金)|歯科衛生士資格取得
学校によって違いがあるかと思いますが、私たちの場合、歯石除去用のスケイラーという鈎針のような医療器具を買いました。
それ以外は、ほかの学校と同じようなもの、ノートと鉛筆だと思います。
それに実習が多くあるので、小さなメモ帳などがあると便利です。
費用は授業料や実習材料費などがかかりますが、学校によってかなりのばらつきがあるようです。
国立大学の衛生士学校に行くと安く済みますが、私立の学校となると、国立に近いような授業料のところもあれば、当然、高いところ(300万以上)もあります。
また、奨学金制度があったりしますので、その学校に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
夜間学校もあり、昼間は歯科医院や別のところで働いて、夕方から夜まで勉強するというスタイルを選ぶこともできます。
そして、学校の地域にも寄りますが、歯科衛生士を養成するために、歯科医師のグループ(例えば歯科医師会)や個人の歯科医師が自分たちの歯科医院に就職してもらうため、即戦力として働いてもらうために、授業料を援助してくれたり、学校が終わった後の実習とバイトをかねて、そこの歯医者でお手伝いさせてくれるところもあります。(昔はたくさんありましたが、今では少なくなりました。完全になくなったわけでもないので、まだやっているところはまだありますので、さがしてみたはどうでしょうか?
歯科衛生士資格を取得して感じたメリット
口腔衛生の専門知識を勉強したおかげで、口腔ケアーの有効的な方法を身につけ、自分の口腔ケアーはもちろん、自分の家族の口腔ケアーもしっかりできて、多くの人たちが悩む虫歯や歯槽膿漏で悩むことはありませんね。
私も女性なので結婚や出産という人生のイベントを迎えて、仕事を続ける難しさも経験しましたが、手に技術があると、多少のブランクもカバーできますし、働きたいと思ったときに、職に復帰することは簡単にできましたね。
年の若いうちから一人前として働くとことができ、歯科医師や患者さんから信頼を受けられ、自信のもてる仕事だと思います。
仕事上でも楽しいことがあります。親の言うことも聞かない難しい年頃の子どもたちが、歯磨きもせず歯垢を溜めて来院したときにも、丁寧にきれいにしてあげると、だんだん話をしてくれるようになって、だんだん打ち解け、それに伴い、その子どもたちの歯もきれいになっていくのを見ると本当にうれしくなってきます。
勉強を始めて失敗した事・注意点|歯科衛生士資格取得にて
授業に関しては、ほかの学校と同じように、失敗は、たぶん勉強不足のために起きる失敗でしょう。
しかし、歯科衛生士学校はたくさんの実習があり、時に実際の患者さんの口腔ケアーの実習もあります。
私の実習中に失敗したのは、私のつめが患者さんの弱った歯茎にあったてしまい、傷つけてしまいました。
あせっりましたが、歯科医師と患者さんに丁寧に説明して、ことなくを得たことがありました。
それからは、つめを短く切り、つめのおしゃれの仕方も考えてやっています。
次の思い出深い失敗は、歯科医師の補助についているときでした。
その患者さんは、私にとって初めての抜歯のケースでした。
ところが、簡単な抜歯ではなく、手術が必要な抜歯だったので、出血量が多くなり、見る見る患者さんの口の中が血だらけになりました。
血を見ていると何もできず、気分だけが悪くなり、そこにいるのが精一杯な状態になってしまいました。
それでも、何度もケースを重ねていく中で、いくら出血を見てもすぐに対処できるようになりました。
私にとっては慣れが必要でした。受付業務もこなさないといけない歯科医院にいたときは、患者さんの名前を読み間違えることがあり、簡単そうな名前でも、必ず、振り仮名を確認するようになりました。
これから歯科衛生士資格取得を目指す人におすすめな勉強方法
学校の最初の方は、人体解剖に出てくる名前や、歯科材料、薬名、治療名などなど、さまざまなことを記憶をすることがたくさんあり、大変でした。
昔はがむしゃらに覚えていましたが、いまではインターネットが普及して、フラッシュカードなどでまとめられた教材やフリーの教材などが出ているようです。
それを使うと便利なようですね。
机の上で勉強したことはなかなか、実際にどういうことなのか、理解することが難しいですが、実習をしていく中で、少しずつ知識をつなげていくことができるので、実習中も授業で習ったことを思い出しながら、行うと、実践の中で反復ができるので、覚えにくいことも、覚えることができるようになります。
歯科衛生士の授業の中にはあまり、心理学を学ぶ機会がありませんが、患者さんを理解するため、患者さんと信頼しあうために心理学の本を読むと、今まで気付かなかった、患者さんの様子を理解できるようになり、口腔ケアーが楽になりました。
勉強する知識量はたくさんありますが、ふだん使わないこともたくさんあります。
かといって、覚えていなくてもいいという和歌でもなく、もしその知識が必要なときは、調べる時間などありませんので、やはり覚えていなくてはなりません。
そこで、一度でも実習中に経験しておけば、かなりの確立で覚えていることができます。あきらめずに少しずつ経験を重ねていくことが大事です。
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