この記事でわかること
医療事務管理士資格を取得した年齢・選んだ魅力(理由)・勉強内容・取得まで流れ
33歳、現在は専業主婦、「医療事務管理士」の資格を取りました。
資格を取得したのは23歳です。
私は高校卒業後からずっとアパレルの販売員をしていました。アパレルの仕事はとても楽しく充実した毎日でしたが、周りの友達が大学を卒業し一般企業に就職を始めるとアパレル勤務の私とは休日や時間が合わなくなりました。また友達の働く姿や話を聞いていると事務職への憧れが強くなっていきました。
そこで思い切って転職をしようと思い、事務の仕事を探し始めました。
しかし高卒の私の就職活動はとても厳しくなかなか採用してくれる会社に出会えませんでした。
確かに求人を見ても事務の仕事はパソコンのスキルが要求されたり簿記の資格が必須だったりと書いてあり何もスキルがない私には採用する側もメリットは感じないなと思いました。
そこでまずパソコンスクールに通い始めました。
パソコンスクールではワードとエクセルの基本的な使い方を教えてもらいスキルをつけました。
またそこのパソコンスクールは就職支援も行っていて相談すると、まだ年齢も若いからハローワークで事務職を探してみてはどうか?と勧められました。
今まで広告などで自分で求人を探して応募していたのでハローワークなら何かご縁があるかもと思いハローワークに行くことにしました。
ハローワークでは仕事も紹介されましたが「職業訓練」を紹介されました。職業訓練は失業保険をもらいながら次の就職につながる訓練をしてくれるというもので、私は医療事務の職業訓練を勧められました。
そこでアパレルの仕事を辞め医療事務の職業訓練に通うことに決めました。
そこは学校のように平日毎日授業があり医療事務の勉強を教えてもらう事ができました。また職業訓練中に「医療事務管理士」の資格の試験を受け合格することができました。
医療事務管理士資格取得に必要な道具、費用(補助金)
ハローワークの職業訓練は求職中であることが条件です。
ハローワークを通して申し込みになります。
私が受けた医療事務の職業訓練は簡単な筆記試験がありました。ただ高卒の私でもほとんど事前勉強なしに受けれるものなので難易度はかなり低めです。あと簡単な面接がありました。
試験と面接が終わり職業訓練が受けられると決まると正式な申し込みになります。
私は3か月の受講でしたが入学金、受講費などは一切かかりませんでした。
ただテキスト代が初めに1万円位かかりました。
初めに必要なテキストは全て購入してしまうのであと必要なものは、筆記用具とノートとプリントをまとめるファイル位でした。
あと資格試験代は4千円位実費で必要でした。
職業訓練中は失業保険が延長して受給できるので、無職になっても失業保険はもらえます。また自宅から受講先までの交通費も出ました。失業保険の受給資格がない方は恐らくもらえないと思います。
ですので普通の民間のスクールの通うよりは費用はかなりお得だと思います。
私はスムーズに職業訓練を紹介してもらえましたが、一緒に受講した方の話を聞くとハローワークや担当者によってはなかなか訓練を紹介してもらえない場合もあるようです。
医療事務管理士資格を取得して感じたメリット
医療事務の勉強は普段、私たちが病院に行ってどんな治療をしてもらって何にいくらかかっているのかを知ることができるとてもおもしろい勉強内容でした。
正直始める前は難しそうだと思っていたのですがやり方を覚えてしまえばとても簡単です。
いろいろな医療行為がのっているテキストを読んでいるのもとてもおもしろかったです。
勉強してからは病院に行った時にもらう明細書を見て計算するのが楽しみになりました。
最近はレセプト業務はパソコンでしている病院がほとんどなのであまり手書きで計算することは少ないですがスクールの先生は災害などがあってパソコンが使えなくなった時に手書きでレセプトが書けて計算できる人がいると助かる、とおっしゃっていてなるほどと思いました。
実際、阪神淡路大震災の時にスクールの先生が病院に呼ばれて手書きでレセプト業務を行ったそうです。
そういう災害時にも役にたつ技術だと知りより勉強に身が入る様になりました。
医療事務管理士資格取得の勉強を始めて失敗した事・注意点
医療事務の資格は民間しかありませんがたくさんあります。私が取得した「医療事務管理士」は民間の中でも中級レベルくらいのものです。
医療事務の資格と言えば「診療報酬請求事務」が一番難しいといわれています。スクールの先生もこれは国家試験にしても良い位のレベルの試験だとおっしゃっていました。
私は何もわからないまま医療事務管理士の資格を受けましたが今思えば、せっかく勉強したのなら「診療報酬請求事務」を受験したら良かったと思っています。
もちろん難しいレベルを受けるのですから特別な勉強も必要ですが、先生も挑戦するならフォローして下さるという事だったのにその時の私は簡単な方を選んでしまいました。
実際医療事務で求人を探していると「診療報酬請求事務」の資格ある方優遇!などはよく見ますが私の資格は求人広告で見たことはありません。
やはり合格するのが大変な分、医療事務で就職するのには一番有利な資格だと思いました。
勉強してから時間がたってしまうと、また思い出すまでに大変ですので今から勉強する方なら記憶が新しいうちに難しい資格にチャレンジすることをお薦めします。
後から自分で勉強をやり直すのはとても大変だと思いますよ。
これから医療事務管理士資格取得を目指す人におすすめな勉強方法(スムーズな取り方)
医療事務の資格は通信などでもやっていますし、本屋さんにもテキストが売っていますので独学でも可能です。
しかし暗記をするだけの勉強ではなく仕組みを理解し点数計算をしないといけないのでややこしい事も多いです。
また診療点数は2年に一回変わることもありますので最新のテキストで勉強しなくてはいけません。私は恐らく独学ではむりだったと思います。
できれば私のように職業訓練校を利用したり民間にも医療事務の資格を勉強できるスクールはたくさんありますので利用すると勉強もスムーズだと思います。
聞きたい事がすぐに先生に聞けるところで勉強できるのはやはり心強いですし、はかどります。
また同じ目標に向かっている仲間がいるのも勉強の励みになります。
また私が受けた職業訓練は授業の一貫で2週間の職場体験がありました。
実際に病院に行って医療事務の仕事をしてみるとレセプト業務だけではない病院の仕事がよくわかりました。医療事務の仕事のイメージがわきとても良かったです。
私は職場体験をした病院にそのまま就職することがその点でも良かったです。
スクールで勉強していたという事は実務経験がなくても強みになるかもしれませんのでもし医療事務の資格取得を目指すならスクールで学ばれるのをおすすめします。
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